メモ添付によるアイコン変化以外にFilter TargetやBranch Targetによりアイコンが変化し、計測定義内での各Taskの関係が分かりやすくなりました。計測の成否に応じてアイコンの色が変化します。緑が正常、赤が何らかの異常が生じたことを意味します。
全ての付属品(HVI、HVA、MUX)の情報を一括で手に入れることが可能なTaskです。複数のHVAを配線している時に、使用しているHVAの能力を簡単に把握することが可能です。
新しいGPIB Set Temperature Taskは、恒温槽のオーバーシュートが安定するまでモニタリングを行い、安定したことを確認した後、次の計測を始めるように温度制御の精度が向上しました。
磁場の制御が可能なQuantum Design社製恒温槽Quantum 6000の温度制御を標準で内蔵しました。
ネスティングブランチTaskが追加されました。
ブランチTaskを含む連続した実験定義を繰り返し実行することが可能になりました。
注意深く計測定義を設定する必要がありますが、計測定義の繰り返しプログラムが簡便になります。
GPIB Read Temperature Taskを追加しました。
GPIBを介して接続した恒温槽の現在温度を恒温槽から読み取り保存するTaskです。
記録した現在温度はUser VariableやPromptで呼び出すことが可能です。
ヒステリシスのDrive Typeで2重三角波、All zeroesの選択が可能になりました。
2重三角波:これまでは自作のドライブプロファイルで設計する必要がありましたが、2重のヒステリシスループを標準で内蔵しました。
●2重三角波選択時に±Pr、±Vcを計測結果に表示するようになりました。

All zeroes:電圧を印加しない状態での外部ノイズを計測します。
ヒステリシスでCharge vs time等の表示が可能になりました。
ご要望の多かったChargeでの表示が可能になりました。
Charge vs Voltage、Charge vs Field、Charge vs Timeなどの設定が可能です。

Charge vs Voltage

Charge vs Field

Charge vs Time
Time-Dependent Compensation Filter Task を追加しました。
試料の直流リーク電流に依存した分極値を除去するプログラムをVision 4.3.0から実装しました。
異なる計測速度の2つのヒステリシスからリニアーリーク成分を計算し、強誘電体成分を求めます。
下記の図はラジアント社製強誘電体テストチップのヒステリシス(青色)とリーク成分として抵抗を追加した際のヒステリシス(緑色)です。
抵抗を追加した強誘電体を計測時間100ms(赤色)、200ms(青色)でヒステリシス計測を行った結果が下図になります。計測時間の増加に伴ってヒステリシス形状が変化することがわかります。
時間依存で変化するリニアーリーク成分を
Time-Dependent Compensation Filter Taskを使用して求め、差し引きます。得られた強誘電体成分と抵抗を追加していない強誘電体のヒステリシスを下図に示します。ほぼ重なり、リニアーリーク成分の除去が行われました。
また、Visionソフトウェアは浮遊容量成分除去のParasitics、強誘電体成分以外を除去する
Remanent Hysteresisの2つのプログラムも標準で実装しております。